犬小屋の前の家

人様の住宅を「ゴミ屋敷」などと表現するのは、失礼かもしれません。

ですが以前、通学の最中で偶然通りかかった家は、すさまじいもので数回見ただけですが、とても強烈な印象でした。
ごみ=臭いという印象やイメージがあるかもしれませんが、なにか特別な臭いがしただとか、異臭がしたという記憶はなく
ただただ見かけがものすごかったです。

最初に「あれ?」と思ったのは、犬小屋が公道にあったことでした。

通常家がいくつか固まって存在する場合、その入口へと続く部分は共用の私有地的存在であることはあるのですが、その犬小屋は完全に公道に存在していました。

これよく邪魔者扱いされないなあと遠目に見ており、近づくにつれてその犬小屋の前の家の異様さにびっくりでした。

玄関の扉が開くスペースはあるのですが、その横や窓部分にまで、もう使えないでしょうというようなトタン板や大型家具、なんらかの工具らしいものがこれでもかと積まれていたのです。

正直ゴミ屋敷というのは、モノを勿体無くて捨てられないケチな部分が、進化してしまったものかと思っていたので、犬を飼っていたのが意外だった分、記憶に残っています。

最近ではそういった行動を取る人はなんらかの、心理的な症状があると聞いたことがあります。

その後、親族の方が呼んだのかゴミ屋敷の片づけを業者さんがしていったようで、何事もなかったかのようなうちに替わっていました。